断捨離と聞くと「物をどんどん捨てる」イメージが強く、片付けが苦手な人や、思い出の品を捨てられない人にとってはハードルが高いですよね。
しかし、捨てなくても空間をスッキリ見せる方法が存在します。
それが「捨てない断捨離」です。
この記事では、片付け下手でも無理なくできる「捨てない断捨離」の具体的なテクニックを7つのステップで解説します。
目次
捨てない断捨離とは?
「捨てない断捨離」とは、
捨てられない物は残したまま
見せ方や置き場所を工夫して
部屋をスッキリ快適にする
という片付け方法です。
ポイントは、「量を減らす」ではなく「見せ方を変える」こと。
物は同じでも、置き方や収納を変えるだけで部屋の印象は大きく変わります。
メリット
思い出や高価な物を無理に捨てなくていい
今日から始められる
家族の同意を得やすい
ストレスが少なく続けられる
捨てない断捨離の7ステップ
① 「使う頻度」で分ける
捨てない断捨離の第一歩は、物を「使う頻度」で仕分けることです。
毎日使う(机の上・取り出しやすい場所へ)
週1〜月1で使う(棚の中や引き出しへ)
年数回しか使わない(押し入れやクローゼット上段へ)
これだけでも動線がスッキリします。
② 「見せる収納」と「隠す収納」を使い分ける
捨てない断捨離の基本は、見せても映える物だけを外に出すこと。
見せる収納:お気に入りの本、インテリア小物
隠す収納:ケーブル類、工具、雑誌の山
IKEAや100均の収納ボックスを使うと、統一感が出て部屋が広く見えます。
③ 同じカテゴリーでまとめる
バラバラに置かれた物は散らかって見えます。
文房具は1つのケースに
洗剤は1つのカゴに
ケーブルは専用ポーチに
「カテゴリー収納」は探す手間も減らせるので、片付けのストレスも軽減。
④ 「立てる収納」で省スペース化
服や書類、フライパンなどは「立てて収納」するだけで劇的に使いやすくなります。
無印良品やニトリの仕切りスタンドを活用すると、取り出すときの手間が減ります。
⑤ 一時置き場を作る
片付け下手の人は「使った物をすぐに片付けない」傾向があります。
そんな時は、リビングや玄関に一時置きボックスを用意しましょう。
夜寝る前にまとめて元の場所へ戻すだけでOK。
⑥ インテリアとして飾る
思い出の写真やぬいぐるみなどは捨てずに飾ることでインテリアに。
棚や壁面を利用すると、置き場所にも困りません。
⑦ 定期的な「見直しタイム」を設ける
物を捨てない方法でも、時間が経つと不要品は増えます。
季節ごとに「収納棚を全部出して整理」する習慣をつけましょう。
おすすめ収納グッズ
無印良品「ポリプロピレン収納ケース」
IKEA「KALLAX」シリーズ
コーナンのワイヤーバスケット
ニトリのカラーボックス
よくある質問(Q&A)
Q1. 捨てないと結局物が増え続けませんか?
A. 年に1〜2回の見直しで、使わない物をリサイクルや寄付に回せばOKです。
Q2. 家族が協力してくれません
A. まずは自分のスペースだけで実践して、効果を見せると協力的になります。
Q3. 小さい部屋でもできますか?
A. むしろ小さい部屋ほど「隠す収納」が効果的です。
まとめ
捨てない断捨離は「見せ方」と「収納方法」で解決できる
無理に捨てなくていいので続けやすい
収納ボックス・カテゴリー分け・一時置き場がカギ